NEWS革新的細胞製造技術を有するCellares 社の日本進出が発表されました!
SCROLL
2025年06月06日
セラレス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:Omar Kurdi 以下、「セラレス」)と、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田 俊 以下、「三井不動産」)は、セラレス本社および再生医療等製品のアジア開発・製造拠点を、柏の葉スマートシティで建設中の三井リンクラボ柏の葉2(以下「本建物」)に開設することをお知らせします。
セラレスは、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ社からの受託を受け、21世紀の「Living Drug」とも呼ばれる再生医療等製品の製造を行う米国企業です。細胞治療薬の製造に必要な技術を統合し、効率的な運用を実現することで、命を救う治療へのアクセスを加速させています。
三井不動産は、「三井リンクラボ」を通じたラボ&オフィスの提供や「一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)」(所在地:東京都中央区、理事長:岡野栄之)を通じたオープンイノベーションの仕組みづくりなど、「場」と「コミュニティ」を提供することで、ライフサイエンス業界の発展に貢献する取り組みを進めています。
昨今、再生医療等製品は、再生医療の一環で、がんなどの難病の治療に高い効果を発揮する一方、生産や輸送に困難が伴い、ドラッグロスやドラッグラグが大きな問題となっています。本拠点の開設により、セラレスはアジア・米国・ヨーロッパの3拠点でグローバル製造網を整備し、ドラッグロス、ドラッグラグといった課題解決への貢献を目指します。
※1 ドラッグロスとは、米欧で承認されている薬の日本での開発が実施されないことを指し、ドラッグラグとは、海外で承認されている薬が国内で承認されるまでの時間差(遅れ)を指す。
PAGE TOP