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NEWS鳥取大、次世代がん治療用ワクシニアウイルス実用化へ 台湾TFBSと製造委託契約

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  • 三井リンクラボ柏の葉1

2025年12月15日

鳥取大学は、同大医学部の中村貴史教授らが創薬した次世代がん治療用ワクシニアウイルス「FUVAC121」について、柏の葉スマートシティに研究開発拠点を置く台湾のTFBS Bioscience, Inc.とウイルス製造の委託契約を締結しました。

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援のもと実施し、今後のGMP準拠の製剤製造および治験薬製造に向けた基盤整備を進めます。

鳥取大学によると、FUVAC121は投与部位に限らず遠隔腫瘍を完全退縮させる高い治療効果を示すほか、免疫チェックポイント阻害薬抵抗性腫瘍に対する感受性回復作用など、革新的な作用機序を持つとされます。非臨床試験から臨床試験への展開を見据え、製剤製造体制の確立が重要課題となっていました。

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